雷神の名に恥じぬ小さな巨人
フラッシュライト愛好家の皆さんこんにちは!以前にWarrior 3S のレビューを書かせていただきましたが、今回はPerun2 Miniのレビューということで、キャンプが趣味の私が書かないわけにはいかない!!っと勝手に意気込んで書かせていただきました(笑)
前述のとおり私の趣味はキャンプですが、夏はオフシーズンになるのでこの期間に新たなキャンプギアやライトを買い漁り、使うシーンを想像しながら日々楽しんでいます。
そんなキャンプ好きの私が一番最初に購入したキャンプ用ライトがPerun2でした。当時は10年ほど前にハワイで購入した乾電池式のヘッドライトをずっと使っていましたが、液漏れや電池切れが多く、使い勝手もいまいちだったのでずっといいものがないかと探していた矢先、Perun2の存在を知り、L字型のライトに衝撃を受けました。
その画期的なアイディアと卓上ライトやヘッドライトに加えマグネットでどこにでも取り付けられる汎用さに惹かれ即座に購入を決意しました(笑)
実際にキャンプで使ってみましたが、最大2500ルーメンの光量と大容量のバッテリーに加え、汎用性の高さには大満足だったんですが、如何せんバッテリー容量のせいでサイズが大きく、ヘッドライトとして使うには重すぎるっ!となってしまい、結局は卓上ライトとして使う機会の方が多かったです(笑)
▲当時の3か月分の購入品。今では一回にも満たない量です(笑)
どうしたものかなぁと思っていると、なんと大幅に小型化したMiniもあるではないですか!!!!
はい、、、お察しの通り速攻でPerun Miniを購入しましたね。その後、グレードアップしたPerun 2 Miniが発売され、そんなこんなでPerunはキャンプでは欠かせないお気に入りのライトの仲間入りを果たしました。
▲所有しているPerunシリーズ
▲一時期毎回福袋にPerunが入っていたため未開封が多くあります(笑)
Perun miniと比べ、最大出力が100lm増、最大照射距離が50m増、ランタイムが倍以上の10日に伸びたことも魅力的ですが、個人的にはヘッドバンドが大幅に改善したことが一番うれしかったです。Perun Miniのベルクロタイプもニット帽に直接貼り付けられたのでそれはそれでよかったんですが、ゴムバンドになったことでよりヘッドライトとしての使い勝手が向上したと感じます。
ヘッドバンドの固定が緩く、ボタン操作をした時に落ちそうになるとの声もたまに聴きますが、私はベロ部分をクルっと回して留めているので全く落ちることもなくしっかりホールドしてくれています。これなら飛び出すベロも気にならないのでぜひ試してみてください。
▲一回転してひっかける
そして、なんといってもこのコンパクトさからは想像できない1100ルーメンもの驚異的な明るさが魅力です。親指ぐらいのサイズで重量もわずか54gなのでほとんど重さを感じません。また、Perun miniよりスイッチが大きくなってより押しやすくなったので、キャンプ時にグローブを装着した状態でもしっかり操作できるのが嬉しいですね。カラーバリエーションがかなり増えたのもGoodです。
防水もIPX8あるので天候が変わりやすいキャンプシーンでも、雨が降っても、嵐が来てもへっちゃらで気にせず使えます。
▲スイッチの比較
また、レッドライトとSOSモードが搭載されたことで、非常時に車のボディにマグネットでつけて警告灯にしたり、夜釣りでのライトとして使ったりと、活用の幅がかなり広がったと思います。真っ暗闇の中、白色ライトだとまぶしすぎて目がくらんでしまうので、手元を見たいなどちょっとしたときにも役に立ちますね。
暗視ゴーグルを着用しているときも赤色ライトならまぶしすぎずに安心・安全です(笑)
最大の特徴であるL字型で、ヘッドバンドを頭に付けたくない人でも胸ポケットやリュックなどに取り付けたり卓上ライトとして使うなど色々な活用ができます。キャンプ場は割と強風が吹くことが多いんですが、金属製のテーブルに置いている場合、ぶれることも倒れることもなくその場に留まり光を提供してくれるので安心して使うことができます。今までは風で飾っているライトが落っこちて傷つく...なんてこともよくあったので
言うまでもありませんが、光が強すぎるのでヘッドライトとして使うときは人に向けないよう気を付けてください。特にPerun 2 miniはスポットが強めになっているのでPerun miniと比べてより注意が必要です。
私が所有しているPerunシリーズ、「Perun2」、「Perun Mini」、「Perun2 Mini」の三製品を比較してみました。
前述しましたが、Perun miniの広範囲に拡散する配光と比べるとPerun 2 miniはスポットが強めになっていますね。周囲を均一に照らしたい方には賛否あるかもしれませんが、私としてはそこまで気にはなりませんでした。
ただスポットが強めになっているためPerun miniと比べると太陽拳ばりに目が眩むので、周囲の人に向けないようより注意が必要です。今後は拡散とスポットの2種類から選べるとBatonなど他の製品と使い分けもでき、組み合わせの幅も広がっていいのではないかなと思います。Perun 3 miniに期待ですね!
▲最大強度が2,500cd→5,950cdとスポット寄りに。
▲近所の小道を照らしてみた
ちなみに、ご存知の方も多いかと思いますが、Peru mini、Peru2 miniはBaton 4 Premium Editionのバッテリーケースで充電が可能なので、持っている方はぜひ試してみてください。
▲Baton 4 Premium Editionバッテリーケースで充電中
最後に、Perun 2 Miniは、その性能と使いやすさでキャンプなどのアウトドアシーンではもちろん、散歩のお供や防災用など、さまざまなシーンでその威力を発揮する高品質な製品だと思います。一度使うと手放せなくなること間違いなしなので、まだ持っていない人はぜひPerun 2 Miniを仲間に加えてみてください。その性能と便利さにきっと驚くはずです!
と、ここまで褒めしてきましたが、結局のところ実際に手に取ってその性能を試してみるのが一番だと思います。様々なメーカーから多種多様なライトが世に出ていますので、自分だけの特別な一本をぜひ見つけてください。もしそれがOlight、特にPerun 2 miniだと嬉しいです。少しでもみなさんのライト選びのお役に立てますように。
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。